精密機械企業について解説するサイト

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「中身」で勝負する企業もある

精密機械用ソフトウェアの開発とは

「自動運転」技術という、現在とても熱い研究分野があります。
それまでは人間の運転が大前提であった自動車の運転をコンピュータに任せようというもので、高齢者の事故防止、障碍者の活動範囲拡大、過疎地域の公共交通手段確立など、さまざまな社会的利益が期待されています。
もともと自動車は機械同士の動きによって移動するものですが、第二次大戦後からはガスの排気や燃費コントロールなどにコンピュータが導入され、現在では運転補助にも欠かせないものとなっています。
つまり自動車は過去より「ソフトウェア」の重要性が高まっており、その到達点が「自動運転」であると言えるのです。
ハイブリッド車の普及も、コンピュータやソフトウェアが大事な自動車の普及に拍車をかけています。

ソフトウェアメーカーの例を紹介

先の項において、過去よりもさらに「精密機械」「ソフトウェア」の重要性が高まっているのが「自動車」であるということと、その到達点が「自動運転」であるということを解説してきましたが、そうした「自動運転」に関する「全て」を自社で総合的に実現しようとしている会社が、世の中には存在します。
それが「Apple」や「Google」です。
共に現代のITをリードする「GAFA」の一員であり、Appleはデジタル機器や音楽配信、
Googleは検索サービス世界最大手です。
どちらの企業もAIや自動化技術において世界トップクラスの研究開発施設や人員を保有しており、自動運転における自社のリードを目指して日夜開発を続けています。
世界にはこのように精密機械それ自体はもちろん、「ソフトウェアという精密機械を動かす中身」まで自社で作ってしまえる会社もあるのです。


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